画面遷移:NW設定 > マルチクラウド一覧 > AWS VNコネクト一覧 > AWS向けVNコネクト設定

■AWS向けVNコネクト追加・設定手順
1.マルチクラウド一覧

①クラウド接続一覧より対象の行をクリックして下さい。
②画面下部にクラウドサービス一覧が表示されますので、対象のAWSの行をクリックすると「AWS VNコネクト一覧」画面に遷移します。


2.AWS VNコネクト一覧

「追加」ボタンを押下することで「AWS向けVNコネクト設定」画面に遷移します。


3.AWS向けVNコネクト設定

■接続サービスが「ホスト接続」 又は ロケーションが「西日本」の場合

■接続サービスが「ホスト型VIF(Private)」 且つ ロケーションが「東日本」の場合

必要事項を入力し「追加」ボタンを押下。確認画面が表示されますので「はい」ボタン押下で登録完了です。

■ WANアドレスとピアIPアドレスの構成イメージ図
・同一サブネット内のIPアドレスを設定します(例:WANアドレス[192.168.20.1/30] ピアIPアドレス[192.168.20.2])

項目説明
AWSアカウントID利用するAWSアカウントID(AWS アカウントを一意に識別する 12 桁の数値)を入力して下さい
※ハイフン”-”は不要です。入力されないようご注意ください。
接続サービスホスト型VIF(Private)/ホスト接続 から選択します。
TransitGWを利用する場合は「ホスト接続」を選択してください
ロケーション東日本 / 西日本から選択します
接続先ネットワーク(VPN/VN)名接続するネットワークを選択します。既存ネットワークと分割する場合あらかじめVNを作成しておく必要があります
品目┳接続サービスが「ホスト接続」且つ
┣ ロケーションが「東日本」の場合
   …プルダウンリストの中から選択します。
    品目変更の際には既存VNコネクトを削除し新規作成が必要になります。
    [VNコネクト品目:50Mbps/100Mbps~500Mbps(100M単位)/1Gbps]
    ※以下①または②に該当する場合は、ご利用前に担当営業までご連絡下さい。
     ①200Mbps以上のVNコネクト品目をご利用の場合
     ②マルチクラウドゲートウェイ1契約(E番号単位)に複数のVNコネクトを作成し、
      合計が100Mbpsを超える場合

┗ ロケーションが「西日本」の場合
   …[50Mbps/100Mbps]から選択します。品目変更の際には
    既存VNコネクトを削除し新規作成が必要になります。
   
┳接続サービスが「ホスト型VIF(Private)」且つ
┣ ロケーションが「東日本」の場合
   …「低帯域」「広帯域」を選択し、プルダウンリスト内の品目から選択します。
    品目変更の際は同一帯域内{低滞域内は(10Mbps〜1Gbps)、
    広帯域内は(2Gbps〜10Gbps)}の変更であれば自由に設定が可能です。
    ただし、低帯域⇄広帯域のように別の帯域への変更は別InterFaceへの変更になる為
    VNコネクトを削除し新規作成する必要があります。

┗ ロケーションが「西日本」の場合
   …プルダウンリストの中から選択します。品目変更時は(10Mbps〜1Gbps)内で設定が可能です。

 ※AWS向けVNコネクトの帯域合計値はAWS向け全体帯域として設定した帯域上限値以下に設定する必要があります帯域上限値設定
VNコネクト名(Act/Sby)20文字以内でVNコネクト名を入力して下さい。(半角英数字・全角で20文字以内)
VLAN下に記載されている ■MD5キーとVLANの確認方法 をご参照下さい
WANアドレス(Act/Sby)WANアドレスをサブネットマスク指定で入力して下さい。(xxx.xxx.xxx.xxx/xx)※サブネットマスク指定可能範囲(/16-/30)
ピアIPアドレス(Act/Sby)VNコネクトのBGP接続先IP(クラウド側IP)を入力して下さい。(xxx.xxx.xxx.xxx)※WANアドレスと同一サブネット内のIPアドレス。
AS番号AWS側Direct Connect Gateway もしくは仮想プライベートゲートウェイのAS番号を入力して下さい。
10124, 64512~64920, 64922~64935, 64937~64949, 64973~65501, 65504~
65534をご指定可能です。
MD5キー下に記載されている ■MD5キーとVLANの確認方法 をご参照下さい
Maximum PrefixWVS2がクラウドから受信可能な経路数の上限値です。プルダウンリストの数値の中から選択して下さい
Local PreferenceACT:優先(200)/SBY:OFF(100) 固定。変更不可。
MEDACT:OFF(0)/SBY:非優先(100) 固定。変更不可。
経路集約WVS2からクラウド方向へ経路広報の方法を指定します。
「OFF」「ON」「CUSTOM」から選択。
「OFF」:デフォルト設定。網内で保有する全ての経路を広報
「ON」:0.0.0.0/0を広報
「CUSTOM」:お客様にて任意に設定された経路のみを広報
xxx.xxx.xxx.xxx./yy ※xxxは0-255、yyは1-30の半角数字のみ利用可能
※ 本項目の変更、「CUSTOM」アドレスの変更はVNコネクト作成時ならびにVNコネクト作成
後も可能です。ただし、Google CloudはVNコネクト作成後のみ変更可能です。
備考備考欄として自由にご利用ください

■MD5キーとVLANの確認方法

 MD5キーとVLANはVNコネクト作成後に
「AWS向けVNコネクト情報」(→のスクリーンショット画像)
画面で確認する事が出来ます。
画面への移行方法等は「AWS向けVNコネクト情報(変更/削除)」ページでご確認ください。
※MD5キーとVLANはAWSコンソールにてTransitVIFを作成する際に必要です。


■経路集約 CUSTOM設定手順

1.「経路集約」の項目で「CUSTOM」を選択。
2.「+」ボタンを押下で行が追加されます。
3.指定したアドレス右側に表示の「➖」押下で、アドレスを削除できます。

※登録可能な集約アドレスは最大100までです。
※網内で保有しているアドレスが、経路集約設定したものより長いマスクのサブネットを保有している場合に、設定した集約経路が広報されます。条件を満たしていない場合、全ての経路が広報されなくなりますのでご注意ください。
※ネットワークアドレス以外を入力された場合、カスコン設定上エラーとなりますのでご注意ください。

■登録完了後

設定反映後 AWSコンソールにて仮想インターフェースの承認を実施
仮想インターフェース名は以下の形式となります。
“KDDI回線番号+VNコネクト番号+aもしくはs”

VNコネクトを有効化することで通信を開始します。
AWS VNコネクト一覧(有効/無効)」参照

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