■マルチクラウドゲートウェイ(AWS)帯域変更時の流れ
・AWSホスト型VIF(Private)
・AWSホスト接続
■マルチクラウドゲートウェイ(AWS)帯域変更時は原則的に以下の 増速する場合 と 減速する場合 を念頭に置いて帯域の確認と処理を行なって頂くようお願い致します。
また、マルチクラウドゲートウェイ(AWS)帯域変更の場合は既に設定しているVNコネクトにより作業手順が異なりますのでご留意ください。
・帯域速度を増速する場合は
Ⅰ.マルチクラウドゲートウェイの契約帯域確認・変更申込 → Ⅱ.AWSクラウド帯域値設定 → Ⅲ.VNコネクトの品目設定(又は無効化・削除)
・帯域速度を減速する場合は
Ⅲ.VNコネクトの品目設定(又は無効化・削除) → Ⅱ.AWSクラウド帯域値設定 → Ⅰ.マルチクラウドゲートウェイの契約帯域確認・変更申込
※併せてAWSクラウドでのご希望の帯域への変更も必要になりますのでAWSコンソールにて準備して頂くようお願い致します。
①.既に設定しているVNコネクトによる分岐
■マルチクラウドゲートウェイ(AWS)帯域変更時、既に設定しているVNコネクトによって作業手順が異なります。(下記、分岐図をご参照ください)
- 既存VNコネクトの接続サービスが「ホスト型VIF(Private)」で尚且つ以下の場合
- ロケーションが「東日本」で尚且つ以下の場合
- 低帯域⇄広帯域のように帯域ゾーン変更する場合
- 下記の ”帯域ゾーン変更する場合” をご覧ください
- 帯域ゾーン変更をしない場合
- 下記の ”帯域ゾーン変更しない場合” をご覧ください
- 低帯域⇄広帯域のように帯域ゾーン変更する場合
- ロケーションが「西日本」の場合
- 下記の ”ロケーションが「西日本」の場合” をご覧ください
- ロケーションが「東日本」で尚且つ以下の場合
- 既存VNコネクトの接続サービスが「ホスト接続」の場合
- 下記の ”接続サービスが「ホスト接続」の場合” をご覧ください。
接続サービスが「ホスト型VIF(Private)」の場合
ロケーションが東日本
帯域ゾーン変更する場合
②.VNコネクトの無効化
■マルチクラウドゲートウェイ(AWS)の接続サービスが「ホスト型VIF(Private)」且つロケーションが東日本の場合は帯域ゾーンが「低帯域(10Mbps〜1Gbps)」と「広帯域(2Gbps〜10Gbps)」で分かれていますが、帯域のゾーン自体が変わる場合はVNコネクトを削除してから作成し直す必要があります。
また、VNコネクトを削除する際は最初に対象のVNコネクトを無効化する必要があります。
VNコネクトの無効化は「AWS向けVNコネクト一覧(有効/無効)」ページをご覧ください
※VNコネクトを無効化した際はそのVNコネクトを使用して行なっていた通信が無効化(通信断)されますのでご注意ください
③.VNコネクトの削除
■VNコネクトを無効化した後に対象のVNコネクトを削除します
VNコネクトの削除は「AWS向けVNコネクト情報(変更/削除)」ページをご覧ください。
VNコネクトを削除した後、AWS DirectConnect 画面で接続ステータスが接続していない状態になります。
④.VNコネクトの作成
■VNコネクトを削除した後に希望する帯域速度のマルチクラウドゲートウェイ(AWS)のVNコネクトを追加します。
VNコネクト設定の際は「AWS向けVNコネクト設定(追加)」ページをご覧ください
なお、AWS向けVNコネクトの帯域合計値はAWS向け全体帯域として設定した帯域上限値以下に設定する必要がありますのでご注意ください(帯域上限値設定)
⑤.AWSクラウド側コンソールにて承諾処理
■AWSクラウド側コンソールで作成された接続の承認を行います。
□接続サービスが「ホスト型VIF(Private)」の場合、AWSコンソールで"仮想インターフェース"の承諾を行います。
※AWS社の手続き内容や名称は変更する可能性があります。AWSコンソールの手続き内容が不明な場合はAWSヘルプにお問い合わせください
⑥.VNコネクトの有効化
■AWS VNコネクト一覧画面にて、設定したVNコネクト(W番号)を選択し、VNコネクトの有効化を行う事で仮想ネットワークへの通信を開始します。
・AWS向けVNコネクト一覧(有効/無効)
ロケーションが東日本
帯域ゾーン変更しない場合
②.VNコネクトの品目変更
■マルチクラウドゲートウェイ(AWS)の接続サービスが「ホスト型VIF(Private)」且つロケーションが東日本の場合は帯域ゾーンが「低帯域(10Mbps〜1Gbps)」と「広帯域(2Gbps〜10Gbps)」分かれていますが、それぞれの帯域内であれば既存のVNコネクトの品目を変更する事が出来ます。
VNコネクトの設定変更は「AWS向けVNコネクト設定(追加)」ページをご覧ください
ロケーションが西日本の場合
②.VNコネクトの品目変更
■マルチクラウドゲートウェイ(AWS)の接続サービスが「ホスト型VIF(Private)」且つロケーションが西日本の場合は既存のVNコネクトの品目を変更する事が出来ます。
VNコネクトの設定変更は「AWS向けVNコネクト設定(追加)」ページをご覧ください
接続サービスが「ホスト接続」の場合
②.VNコネクトの無効化
■マルチクラウドゲートウェイ(AWS)の接続サービスが「ホスト接続」の場合は、帯域変更の際一度現在のVNコネクトを削除してから新しいVNコネクトを追加する必要があります。
また、VNコネクトの削除を行う際は最初にVNコネクトの無効化を行なってから削除する必要があります。
VNコネクトの無効化は「AWS向けVNコネクト一覧(有効/無効)」ページをご覧ください。
※VNコネクトを無効化した際はそのVNコネクトを使用して行なっていた通信が無効化(通信断)されますのでご注意ください
③.VNコネクトの削除
■VNコネクトを無効化した後にVNコネクトを削除します
VNコネクトの削除は「AWS向けVNコネクト情報(変更/削除)」をご覧ください。
VNコネクトを削除した後、AWS DirectConnect 画面で接続ステータスが接続していない状態になります。
④.VNコネクトの作成
■VNコネクトを削除した後に希望する帯域速度のマルチクラウドゲートウェイ(AWS)のVNコネクトを作成します。
VNコネクト設定の際は「AWS向けVNコネクト設定(追加)」ページを参照してください
なお、AWS向けVNコネクトの帯域合計値はAWS向け全体帯域として設定した帯域上限値以下に設定する必要がありますのでご注意ください(帯域上限値設定)
⑤.AWSクラウド側コンソールにて承諾処理
■AWSクラウド側コンソールで作成された接続の承認を行います。
□接続サービスが「ホスト接続」の場合、AWSコンソールで"ホスト接続"の承諾を行います。
※AWS社の手続き内容や名称は変更する可能性があります。AWSコンソールの手続き内容が不明な場合はAWSヘルプにお問い合わせください
⑥.VNコネクトの有効化
■AWS VNコネクト一覧画面にて、設定したVNコネクト(W番号)を選択し、VNコネクトの有効化を行う事で仮想ネットワークへの通信を開始します。
・AWS向けVNコネクト一覧(有効/無効)